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近状報告やら妄想やら書き留めます。 腐女子・男子、人間としてオワタ\(^0^)/自覚症状のある方向けです。 色んな意味で背後注意。



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まどかマギカ視聴直後感想。とりあえず適当。

・小綺麗に纏まったセカイ系魔法少女(ポロリも有るよ!)

が一行感想です。



あと一番好きなキャラはQBです。
一番性格良いと思う割と本気で。




なんでこんなかいてんのかって話題にしやすいからです。
一時の流行で終わりそうですがこのビックウェーブに のるしか。




虚淵特有の我が道を往くハッピーエンドでしたぬ。周りからはどう見えようとも主役とかは幸せなんだぜエンド。
またの名を「こんなのって無いよ(視聴者)」エンド。
ファントムの新アニメ版は結構良い終わり方(感想には個人差があります)でずばりソレすなぁ。
あと沙耶唄のハッピーエンドももろにですね。

大体破綻も感じずにするっと本編だけで大体理解しきれました。エヴァ後からガンガン乱造された裏設定多すぎてハテナで終わるアニメよりかすっきりしてるし難易度は低いかと。

あと演出がくさめだけど良いですね!願いがかなう、叶わないうんぬんは感情線ダイレクトアタックしてくれるのでアニメのテーマとしてはベターアンドナイスショット。イエス!手抜きのセンスが新房イエス!!化物は好きじゃないけどぱにぽには好きだぜ!!

キャラの行動原理は破綻も無く納得の行く感じで生々しいと言えばそうなんですが、もっと突飛になってくれたって良かったのよ。人間トチ狂うものだもの。しかし脚本さんがかなり理性的なのかあんまり無いんですよねそういうの。
なるべくしてなってしまった危機、ってのがお決まりなので、王道展開の補正がかかっても段々飽きが来る。
破綻が無さ過ぎる……重ね重ねの性格説明で納得させられた母親のキャラクタにも違和感。ちょっとサブキーパー的な臭いがきついですね。
脚本さんの書かれるお話ってほんと王道なんです。無理の無い展開が基本なので。
見た分にはゲテモノ料理かと思いきや、食べてみると普通の素材。おいしい。
だから綺麗に纏まった話作りと盛り上がりの空気の読み方が好きなんですが、それだけに背後の企みを時々思い出してしまうというか。恣意的、という言葉さえ忘れればのめり込める。
とりあえず思い出してくれたよおおお!!って場面でツボに入って泣いてました。FF9もフライヤのとこが妙にキて泣いてた覚えがあります。FF8はもうアーヴァインの気持ちを思うだけで鼻垂れます。




ザッパに流れの説明我流。

・現行の宇宙のルール(魔女のサイクル)では願いが叶わないので、結果的に根こそぎカビキラーしたらゴムパッキンごと取り換える羽目になったじゃなくて宇宙を再編してしまった新世界の神まどかさん。
・ラストのほむほむの力が説明難しい。白い羽(謎) 黒い羽(魔女フィールド効果付き)。さやかも完全に魔女化する前からその力の片鱗見せてたし、ジェムが真っ黒寸前だったのかと。だからまどかが会いに来てくれたんだろうし。
・まどか(神)さん最初のお仕事の娘がわるぷるちゃんでFA。ワルプルギスの祭りの設営がしてある中、誰も居ない朝に倒れてるから。ワルプルギスが来る前の夜に死んでしまったので「ワルプルギスの魔女」になるのね。
・またはあの日は実際に5/1(ワルプルギスの祭り)に沿った事象が起こり易いというルールがあって、んで所縁の深いワルプルちゃんを軸に魔女たちが集合した合体魔女なのかもですね。
・ほむほむの新しい世界での願いは何?まどか曰く虚淵らしからぬ【小さな奇跡】のお陰で記憶がシフトして新しいほむほむになっても彼女の事を覚えてた訳で。ならばまどかが作った世界を守る!って言ってた決意が契約の見返りかな。つまりあの白い羽は、新しい契約の結果。記憶引き継ぎのせいで強くてニューゲーム。まどかみたいに積もった因果がかなり強い力=白い翼をくれたのかな。
・なぜ白い翼?って言うのはほむほむから見たまどか(最強)のイメージでは?まどかファイナルフォームの真っ白い衣装と羽がまどかにとっての安易な「わたしのかんがえたさいきょうのまじょ」像だったとしても、それを見たほむらにとってはまじパネェリスペクトだろうし。魔法少女のお迎えに来てくれる存在になったまどかを天使と繋げてても納得。つまり…

ほむほむ「まどかまじ天使」

ってイメージが力になってんじゃ。
・最後、荒廃しきってるけど、場所を考えたとかでなくてストレートに世界がヤバい状態なんだと原作の趣味を考えて。仲間も居なくなってるし。




引っ掛かるのが現実でのルールでなく、お話としてのルールであった「願った分、皮肉った痛い目を見る。」って法則。

・自分の生(世界への存続)を願ったマミさんは家族を無くし忙しい仕事で友達も恋人も作れず世界から取り残され「どうしてこうなった」ボッチで田舎から出たOL状態。
・あんこは父親の話を聞いて欲しいと願って自分の話を父に聞いてもらえなくなった。
・下心を隠して懸想人の回復を願ったさやかは横からあっさりntr。
・まどかを救おうとしたほむほむはタイムリープな力を行使するごとに心の距離が離れて行き。

じゃあまどかへのしっぺ返しは?神になるのもやぶさかでない、って感じだし。それは違うかと。
→魔獣の出現がそうかなぁ。
「絶対に絶望しない!」って言うのが、絶対に絶望を招こうとする存在が消えず、そいつと拮抗し希望し続けるってことかと。

ではNEWほむほむへのしっぺ返しは?
前述した願いの線で考えるなら、とりあえずは世界を守り切って死ぬけどその後はどうなる事やら。
むしろ戦い続けたせいで地球がヤバくなってるんでは?
てか人類が滅びる位未来まで結局は孤独に地球警備員友達は脳内まどかだけぷぎゃーて感じですね。
最後の英語メッセージがまんま皮肉になります。

てか皮肉な話ですよね。
これ登場人物がみんな成長して無い気がするんですよ。魔法少女達は成長もなにも悟った所で先の無い人生ですし、まどかの幼い考えが魔女どころか人類の進化自体を止める結果があのラスト。
魔法少女として戦って絶望に溢れた大人を拒否して子供のまま死ぬ人と世界のお話でしょうか?




最近タイムリープ物が流行っているのは辻褄の合わないところを別のラインからの影響と言い訳しながら別展開を出来るからでしょうか?
漫画なり小説なりのメディアミックスに便利ですよね。好きだけど、話がどうとでもなっちゃうので明確なメッセージ性を含ませないと視聴後虚無感に包まれます。

二次創作オタはタイムリープ物に弱い!
→幾らでもifが考えられるお墨付きだから。妄想冷めやらない。

面白いけどさ!!






んで個人的にはBADエンドかと思います。
魔法少女は大人となれず、インキュベーターは名の意味を失い、希望が勝利し、自分を産んでくれた絶望を忘れて幸福と不幸の概念が薄れてる。

軽くディストピアすなぁ。
リスクの少なさに希望の意味とか幸せの定義を忘れてしまうのは仕方無しに。
極論ですけど、技術と文化が進化するには絶望からの脱出、死からの逃避、ってのが一番の力なんだと。元々争いの多い地域や戦争でメタメタになった、した国はえてして先進国ですから。

ていうか、なぜ魔女の存在を消したのにそれを圧倒するほどの、地球をあんなにしちゃうほどの魔獣(人間の鬱精神)がはびこってんの?あいつら小粒でしょう?どんだけ人類総鬱なの??
パラノイアすなぁ。


神「あなたは希望に溢れてますか?
少女「勿論よまどか、希望は魔法少女の義務だもの。



セカイ系として見ればハッピーですが、やっぱ外から見たら違和感バリバリですね。
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