フリゲ考察

笑う、わらわぅ


制作元さんの作品群中ではグンバツにイミフの部類でしたので考察もどきをしてみます。

なんでかゆめにっき臭が凄かったので、どっかからかかなり影響うけてるのかなぁとか思いつつ。

ネタがんがんにバレなので、やってみたい方は見ないでくらしあ。

ドット可愛くてキャラ立ち凄くて大好き。



＞わらわぅお嬢様
お嬢様。17歳JK。
可愛い可愛い、ぷっちママのお嬢様。
二週間前に全身麻痺かなんかで植物人間状態になったった女の子。
ベッドで錆び付きなにも出来ないお嬢様にママが作ってくれるのは、いつもお嬢様がお姫様のお話ばかり。
この歳で三輪車を与えられるのは何もできない自分を赤ちゃん扱いしてくれるママ（メイド）に対してのイメージ。いらいら。

＞血反吐結び
白の世界の案内人2
お嬢様のお友達というかお気に入りのお人形。ママが考えてくれた。
お嬢様の為に作られた存在なのでお嬢様ラブ。
白の世界側（現実側と繋がる住人）。

＞にゃにゃも様
女王様。S。
いじわるだけどとっても優しいお友達人形。いつも凹んだわらわぅをいじわるに助けてくれる。
以下同上。

＞みんぽぅ王子
わらわぅの王子様。旦那さま。これもママが考えてくれた。お人形。
わらわぅの現実世界へ抱く強烈な期待の具現（王子様！！助けに来てくれる！！そうしたら結婚だって出来る！！！）。
だから技としてある「みんぽぅ召喚」は、錆び（自分から出るイライラドロドロ）を一挙に消し去ってくれる。

＞ぷっちメイド
メイド。
お嬢様を守るのがメイド。そしてママ。
二週間前から学校に行かせないようにしたのは、学校に行く事＝身動きの取れないなにも出来ない現実に行かせないようにしただけのこと。沢山眠らせて、沢山の楽しいお話をして。
寝たきりの子が深夜の二時に目を覚ましてしまっても、それはママのせいじゃないよ。そんな時間までママはお嬢様の傍に居てくれたんだよ。

＞猫足昆布
笑う世界の案内人。
わらわぅが生み出した笑う世界の案内人なので錆びの廻りが早くグロく。定型が現実に依っていないので不安定。でもやっぱり、この世界の者もお嬢様が大好き。の筈だった。
錆び（絶望どろどろ）のせいで、世界への破壊衝動が強いのだと思われる。
お嬢様が好きというナルシズムによってより本人の意思のままにぶっ壊してしまえと「おるちゅま様」への転化を促している。
既にただの自己破壊欲の顕現。

＞おるちゅま様
わらわぅのウヒャヒャな部分。
もうどうにでもなぁーあれ！！ってなっちゃう事。きっと良くあるよね？
だから楽しい笑う世界を自分で作った癖にぶっ壊してうひゃひゃる行為が、このおるちゅま様になるのと同意義なのだ。
ママの白い世界を壊したって、元々自分の物でも無いから意味ないもんね。

＞蛹乙女
ベッドで錆び付く自分を、いつか羽化する蛹に見立てて未来への希望としている。わらわぅその自身。
だから錆び（イライラ絶望）が酷くなれば傷付いて血を流す。そして血＝錆びでもある。
錆びに浸食されて限界まで来ると、一度自分もろともぶっ壊して真っ白頭になってから、また一から心や妄想を組み立てなおそう！希望しよう！ってのがおるちゅま化を促す原理。
鬱憤溜まると一度プッツンさせた方がいいよね！ってこと。

＞白の世界
ぷっちママの与えてくれたまっさらで綺麗な素敵な世界。
ママのお話しや現実世界で見ていた優しいお友達、お人形、お医者様達の混じった世界。

＞笑う、世界
わらわぅの妄想する笑えて楽しい世界。妄想は次々と作られていくけれど、どれも過ぎれば虚しくなるだけ。きっとそれが錆びの原因。二週間でもう限界が。

＞錆び
鉄のような体はいつしか錆びて行く。
心も同じ。新しい世界を与えて貰わないと、心は動かないし、固まって錆びて行くだけ。
ぷっちママがちょっとおバカだったから、おんなじお話ばっかりで飽きが来たのだろう。二週間でもう限界。

＞画面のごちゃごちゃ
飾り枠だのはわらわぅの妄想の余地で錆びとも紙一重。
現実の世界のプレイヤーにとっては錆びですね。イライラする！
お嬢様（プレイヤー）を励ましてくれる役のにゃにゃも様だからこそ、この枠を吹っ飛ばして最後にもあんなこと出来たのだ。

＞錆び乙女達
元王子様役？
お嬢様に指名されて、お嬢様を助ける大舞台を待ってる乙女達が錆ついて可笑しくなっちゃってる姿。
ぷっちママが量産した王子役（案内人）キャラクターなのかも。
だからこそ案内人である血反吐は王子様の役である恋慕すら抱いていたのかな。




こんなもんかなー
タオルケット裏やってると、嫌なとこでハラハラしますねん。
にゃにゃも様が死ねばいいと思ってたのに結婚式以来素敵過ぎて……結婚してくれさい…

親子愛とか世界の違う信頼とかに弱いので個人的にはすごい泣きツボ。
でも合わない人にはとことん合わない。うん。
幸せなだけが感動じゃない。心が動かされるから感動なのだ。って思える人向け。